孔子学院中国経済講演会

開催日: 2016年2月26日(金曜日)
時 間: 18:00~20:00
場 所: 大阪産業大学孔子学院(大阪駅前第三ビル19階)
講 師: 魏明孔(中国社会科学院経済研究所教授)
定 員: 80名

中国の伝統工業の近現代的運命

 「ニュー・ノーマル」下の中国経済は、安定的に成長し軟着陸できるか、それとも暗礁に乗り上げ破綻するのか。その先行きが不透明の中、海外市場では「中国ショック」が連発しています。2016年新年早々に、日本の株価暴落における「中国的要因」がマスコミで大きく取り上げられています。しかし一方で、資本項目のいまだ自由化していない中国は金融面で日本経済に与えうる影響が限定的だとも言わざるを得ません。
 現下の中国経済に対する認識が錯綜している中、中国を正しく客観的に捉えるためには、経済史の知恵を借りなければなりません。超長期的な工業発展の視点から中国経済の歴史的必然性に迫るのはその試みの一つであります。
 魏明孔先生は、5000万字にのぼる『中華大典・工業典』の編纂者であり、秦時代から今日までの中国手工業の構造的転換における国家の役割に着目し、基幹産業の国家独占から近代における国家資本主義、さらに今日の国有経済の拡大にいたるまでの2000年におよぶ壮大な歴史過程を考察しながら、中国経済における歴史的継承とその必然性について取り上げます。
 中国経済に関心を持つ大方の皆様のご参加を期待しております。

*どなたでも参加できるが、座席に限りがあるため、お早めのお申し込みをお願いします。

問い合わせ:

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