大阪産業大学孔子学院 中国語夏期海外研修レポート

 今年も大阪産業大学孔子学院(以下 「本学院」とする)では、教育事業の一環として、2018年8月5日(日)から8月25日(土)までの間、上海外国語大学における中国語講座の夏期海外研修を実施しました。参加対象者は、大阪産業大学の学生や産大附属高校の生徒、本学院の受講生で、それぞれの教育機関のスケジュールに順応した日程で、語学講座や文化体験講座を実施しました。

 上海外国語大学は、世界的に認められた知名度の高い外国語教育を専門とする大学です。上海市内の虹口区に位置しており、付近には魯迅公園や外国系スーパーなどもあり、研修生活を送るには大変便利な環境にあります。

 研修は、中国語の語学講座をメインとして、中国語を交えての太極拳や昆曲、中国茶などの文化体験の外に、魯迅公園、東方明珠テレビタワー、上海博物館、上海城市規画展示館、豫園などの中国の名所・旧跡見学など、多種多様なプログラムが組み込まれていました。

 研修期間の午前中は、上海外国語大学の担当講師による中国語での授業(更なる理解を深めるために英語でも補足説明を行っていました)が行われ、午後からは、午前中に授業で学んだことを文化体験や施設見学などを通して日常の中国語会話として実践します。

 普段は、日本国内で日本人同士による中国語を学んでいますので、いざ実践となると気恥ずかしさや不安な気持ちが交錯しますが、現地研修では、楽しく学びながら、臆することなく会話し、実践することができました!


 上海では、近代的な建物や街並みの中に歴史を感じる観光名所が至る所に点在しており、ショッピングも楽しみの一つであります。

 

 今回の中国語夏期海外研修では、研修期間後半の8月20日(月)~8月24日(金)まで、北京に滞在しました。万里の長城、北京胡同、故宮博物院、孔子廟、天壇、798芸術センター、首都博物館など世界的に有名な史跡を観光見学し、北京市内の孔子学院本部も訪問しました。孔子学院本部では、中国の最新学習器材を体感することができました!

 上海から北京へは、高速鉄道を利用しました。北京に所在を移しても、中国の日常生活にすっかり溶け込みながら、買い物や鉄道乗車など様々な体験を行うことができ、実り多き研修となりました。