中国改革開放30周年記念シンポジウムのお知らせ

「中国市場経済化の実績、課題と今後の展望」

主催:中国経済学会・大阪産業大学孔子学院

時下、益々ご清栄のこととお慶びを申し上げます。
今年は中国の改革開放政策が施行されてから30年の節目を迎えています。この30年間、中国経済は世界的に見ても類のない高度成長を実現しました。改革開放の成果はすでに8月の北京オリンピック開催によって世界に示されましたが、その半面、中国経済は依然として市場化の途にあり、所得格差、環境問題、官僚腐敗など制度的矛盾がむしろ顕著に表れています。
そこで、中国経済学会と大阪産業大学孔子学院は、中国改革開放30周年を記念して、中国を代表する著名な経済学者の張曙光教授(天則経済研究所学術委員会主席)および張軍教授(復旦大学中国経済研究センター主任)をお招きして、「中国市場経済化の実績、課題および今後の展望」をテーマに、この30年間の中国経済の市場化について総括的に議論して頂くシンポジウムを開催することにいたしました(プログラムは別紙)。折角の機会ですので、ぜひお誘い合わせのうえ、
ご参加ください。

開催日時:2008年11月29日(土) 13:30~17:50 (受付は13:00から)
場  所:大阪産業大学・孔子学院(大阪産業大学梅田サテライトキャンパス内)
http://www.osu-confucius.jp/inquiry.html
住  所:〒530-0001 大阪市北区梅田1-1-3 大阪駅前第3ビル19F
JR「大阪駅」、梅田駅 より徒歩 約5分
参 加費:無料
その 他:参加の事前申し込みは不要です。一般の方も大歓迎です。中国語(日本語通訳あり)および日本語で行われる。
お問い合わせ:京都大学大学院経済学研究科劉徳強教授 Email:deqiang98@yahoo.co.jp

張曙光教授の略歴:
中国社会科学院経済研究所研究員。1967年に中国社会科学院経済研究所より修士号を取得。その後中国社会科学院経済学研究所において、マクロ経済理論と政策、制度及び制度変遷理論を中心に研究してきた。中国の新制度派経済学の総本山である北京天則経済研究所の創立メンバーであり、現在は同研究所学術委員会の主席を務めている。

張軍教授の略歴:
復旦大学中国経済研究センター主任。1992年復旦大学経済学博士号を取得。中国を代表する国際派の経済学者である。同氏は中国の工業化政策、経済成長および現代中国の経済政策に関する研究業績が数多くある。最近は中国の改革開放30年を総括する論文が発表され、注目を集めている

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